高周波治療(ラジオ波)

高周波治療(ラジオ波)

「当院では下肢静脈瘤に対する高周波治療(ラジオ波)を令和元年11月より導入しました。」

平成26年6月よりラジオ波(高周波)による下肢静脈瘤血管内焼灼術が保険適応となりました。
従来のレーザーを用いた下肢静脈瘤のカテーテル治療とほぼ同じですが、レーザーに比べて術後の炎症や痛み、内出血などの合併症が少ないとされています。
具体的には静脈瘤の原因となっている血管内にカテーテルを挿入し、120度の熱で静脈を内側から焼灼することで血管を閉塞させます。

RFG3

局所麻酔と静脈麻酔で治療を行うため、術後早期より歩行可能となります。希望に応じて日帰りと1泊入院を選んでいただけます。
ラジオ波治療が不適当な場合もありますので、状況に応じて従来のストリッピング手術・高位結紮術も提示しております。
月に複数回静脈瘤治療についての医療講演を行っており、興味のある方はご参加ください。

閉塞の経過
閉塞の経過の様子